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田中孝博被告の次男に有罪判決

名古屋地裁で行われていたリコール問題関連裁判で田中孝博被告の次男に対する有罪判が出ました(下記NHK記事参照)。

判決自体にコメントすることは特にありませんが、判決の中で田中孝博被告は次男に対し40万円以上の高額の報酬を支払ったと認定されたとのことです(中日新聞3月17日付)。

私たちはここに関心を寄せざるを得ません。一体そのお金はどこから支出されたのか?
まさか、田中孝博被告のポケットマネー(個人の預貯金)からではないでしょう。

おそらく、まあ確実に、リコールの会に寄せられた寄付金、クラウドファンディング資金から支出されたと推測します。

そのような支出は許されません。支援者に対する重大な背信、裏切りです。

 

いずれにしても、リコールの会の会計を全て公開してもらわなければなりません。

私たちはそれをどこまでも要求していきます。

この要求を取り下げることはあり得ませんし、黙って時の経過を許すこともありません。

 

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 NHK、Webニュース、3月17日より

愛知知事リコール署名偽造 事務局長次男に有罪判決 名古屋地裁

 

愛知県知事のリコール=解職請求をめぐり、アルバイトを使って署名を偽造したとして、地方自治法違反の罪に問われたリコール活動団体の事務局長の次男に対し、名古屋地方裁判所は「地方自治を不正にゆがめようとする許しがたい犯行だ」として、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。

愛知県の大村知事のリコールを求める県民の署名が偽造された事件では、リコ-ル活動団体の事務局長、田中孝博被告(60)とともに、次男の田中雅人被告(29)もおととし10月下旬、佐賀市内でアルバイトを使って署名を偽造したとして、地方自治法違反の罪に問われました。

事務局長の次男に対する判決が16日、名古屋地方裁判所で言い渡され、板津正道裁判長は「被告は署名偽造のほぼ全体に関与していた。地方自治を不正にゆがめようとする許しがたい犯行で、自主的な署名収集に委ねられている解職請求制度の公正さに対する信頼を失墜させかねない点でも社会に及ぼした影響は大きい」として、懲役1年6か月、執行猶予3年を言い渡しました。

この事件では、田中事務局長は別に行われている裁判で認否を留保しています。